今読んでくれているあなたは多分、検索で「仕事のミス」や「ミスが気になる」など、何らかのネガティブな文章を記入してたどり着いてきたのかと思われます。
私も同じようにミスが多く自信(自己肯定感が低い)がなく毎日同じような検索をして、自分をなだめている日々です。
私が自己肯定感が低くなった要因は幼少時代からの両親からの教育があると考えております。
だからと言って両親をひどく恨んでいるわけではなく、学生時代にきちんと学校も行かせていただいたり、おいしいご飯も食べさせていただいたので感謝はしています。
ただ、教育面で親の考え方と子供の考え方に相違があったと感じております。
私は兄弟がおり長男で生まれました。親からは幼少期から挨拶や電話応対など厳しく教え込まれ、中学生くらいになるとよく「恥ずかしい真似だけはするな」と言い聞かされました。(テストのケアレスミスなどでも言われたことがあり、この言葉が今でも私を鎖に繋ながされていると考えています。)
では、「恥ずかしい真似だけはするな」とはどんなものなのか子供だった私なりにも考えました。
・ミスがなく完璧に出来ていないとだめである。
・礼節など相手に対して不快に思われないように相手の思いを組んで行動しなければならない。
・立派な社会人として良い会社に入らなければならない。
など、考えればどんどん出てきてしまってしまいました。
いつしか、その言葉が呪いとなって高校時代には成績は良くなりましたが相手と比較することが多く、さらには大学時代の就活では大手企業だけにピックアップして就活しておりました。
そのころには親も見返し認めてもらうためにも大手の企業に勤めなければならないと一種の訳の分からない使命感をもっておりました。(幸いなことに比較的良い企業に就職できました(笑))
ただ、就職してからが問題の山積みでした。
なぜなら上記で話したように「恥ずかしい真似だけはするな」という言葉が頭に植え付けられていたからです。
学生と社会人とでは天と地ほどの違いがあることは頭の中ではわかっていたつもりが
いざ社会人になるとミスばかりのオンパレードでした。
毎日先輩や上司に指摘されることは数知れず、完璧を維持することは困難な状態で職場から家に帰ってきてもミスのことは忘れられずに過ごしてしまったり、相手の気分を害さないように必死にピエロを演じたこともありました。(新人の時からすでに自信を失っており自己肯定感が低いことを悟りました)
社会人生活が数年たち仕事もだいぶ覚えてきた時期にとても忙しい年がありました。
新人のフォローと新しく異動となってきて仕事内容がまだわかっていない上司の分も人の倍働きました。
周囲も異動者が多く電話対応や受付など一人で対応しており別の部署の人からも心配されており、毎日22時や23時が当たり前で休日も出て働いていたある日、私は重大なミスをして損失を出してしまいました。
内容はお伝え出来ませんが当時を思い返すとやはり気分が悪くなってきてしまいます。
上長には毎日訂正の書類を持って説明に伺っても、あしらわれ中々首を縦に振ってはもらえない日々が何か月続いておりました。(ある時には顛末書を書き、私が怠慢であったという文章も書きました。)
何か月も自分を責めて、悔いてある朝は無意識のうちに包丁を持って自分がいなくなればいいのではと考える日々が続きました。
流石にまずいと親が感じ取り心療内科を受診したところ「重度のノイローゼ」と「うつ病」と言われ現在も通院しながら部署異動を繰り返し仕事をしております。
前置きが長くなりましたが、私の場合は子供のころから言われていた言葉で自己肯定感が低くなり、完璧を目指した上でちょっとしたミスをして落ち込み、常に相手の顔色を伺いながら仕事をしていた日々のストレスが膨らみある重大なミスによってストレスが爆発してしまったと思われます。
自己肯定感が低い人は私が言うのもあれなんですが優しい人や責任感が強く真面目な人が多いと思われます。
では自己肯定感を高くするにはどのようにすればいいのかというと私は高くすることは難しいと考えております。
自己肯定感が低い人は子供のころから低かったと思います。
「三つ子の魂百までも」と言うことわざがあるように、子供のころの性格は一生変わらないと言われるくらいなので仕方がないと考えるのがベストだと思います。
ただ、低いからと言って高くするのではなく低いままでも安定できればいいと考えています。
自己肯定感が低い=ミスが起きる=自信を無くす=さらに自己肯定感が低くなるの負の連鎖になってくると思いますので私はミスを起きた場合に自信を無くさない方法を私なりに考えました。
・職場以外の第三者に相談相手になってもらうこと。
これは友人でも良いですし、親やSNSでもいいと思います。ミスをすることで自己肯定感がどんどん低くなってくると思うのでミスを自分の内に秘めておかずに誰かに話すことで少しは楽になったり、また有益な意見も聞ける可能性もあります。
・休日は仕事のことを考えないこと。
これは私が通院している主治医が仰っていた言葉ですが、休日は仕事のことは絶対に考えてはいけないとのことでした。仕事のミスがフラッシュバックしてミスのことを考えたら脳が休まらないとのことであり、ミスをしても命だけは取られないしミスは次からは気を付ければいいだけのことと言われ私もその通りだと感じ、休日は極力仕事のことを忘れるようにしました。
・思い切って転職をする。
自己肯定感が低い人や自信がない人は恐らく今の仕事と自分のスキルが一致していないのかもしれません。幸福は人間関係、金銭関係、仕事内容で成り立っていると何かの本で読んだことがありますが、一番は仕事内容が生きていく上で重要になっていると思います。自分を見つめなおしてどうしても今の仕事に自信が持てないなどがあれば思い切って仕事の内容を変えることも良いと思っています。
人生は一度きりですので公開しない生き方をしたほうがいいと思います。(私も現在転職を考えている最中です(笑))
私が今言えることはこの程度のことしか言えませんし、偉そうな部分もあったかもしれませんが、読んでくださった方と私自身にも向けて書いています。
最後に一言だけ言わせていただけるのであれば「自信がなく悩んでいるのはあなただけではない」
とのことです。
私もそうですし、ほかの方も多かれ少なかれ何かしら悩んでいますので自分一人だけと思わないでください。
私のブログで少しでも力になれれば幸いと思いこの文章を書きました。
次は転職関係について書ければと思いますので良ければ読んでいただければ幸いです。
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